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第6章 弱点

美恵は屋上の床に寝かされ、豊は前から彼女の下着の中に手をいれた。



「こっちは濡れてない、か」


「生憎、そんな性癖持ってないから」

呼吸を整えながら美恵は言う。


豊は彼女の性器に指をいれた。


「痛」

いつもどおり、無愛想。



そのまま指は奥に入っていく。

「この辺か」


進むのをやめ、彼は膣の中を指で刺激しはじめた。


「んあっ！」


その瞬間、美恵の体は揺れた。


豊の指には蜜が絡み付いていた。



「当たりだな」


「てめっ、何を………」


もう一度、続けて同じ場所を押す。


「！！あっ」


押しながら彼女に言う。


「ここがお前の弱点。・・・気持ちいいだろ」


「やめっ…んっ、あっ！……」



感じている顔も驚くほど、美人・・・・・そう豊は思った。