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親友が襲われまして・・・・
第6章 弱点
午後からの授業を受け、あっと言う間に放課後になった。
いつもならまた屋上で時間を潰し、遙を迎えに行くが、今日は違う。
「・・・・」
無言で美恵の隣をそそくさと通りすぎ、生徒は彼女を変な目で見る。
うわっ、アイツ残ってる・・・
日直なのに・・・早く帰れよ・・・
生徒達はそう思っているのだが、美恵には関係ない。
異様な空気が流れ、いつしか教室には美恵一人になった。
日直は部活に向かい、鍵は教卓の上、ドアは開いている。
少しだけ傾いた太陽を眺め、居ない誰かが嘲笑う。
いつもならまた屋上で時間を潰し、遙を迎えに行くが、今日は違う。
「・・・・」
無言で美恵の隣をそそくさと通りすぎ、生徒は彼女を変な目で見る。
うわっ、アイツ残ってる・・・
日直なのに・・・早く帰れよ・・・
生徒達はそう思っているのだが、美恵には関係ない。
異様な空気が流れ、いつしか教室には美恵一人になった。
日直は部活に向かい、鍵は教卓の上、ドアは開いている。
少しだけ傾いた太陽を眺め、居ない誰かが嘲笑う。