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親友が襲われまして・・・・
第6章 弱点
「・・・・・」
「図星?」
「・・・呆れた。あんたの方が犯罪者だろ」
「犯罪者、か。酷い言われようだね。僕は生徒を理解したいだけだよ?」
にっこりと笑う拓也は、爽やかでナチュラルだが、それ故に恐ろしい。
「で?江口は居ないんだね。心の傷は深いのかな?」
「ただの風邪。熱が出てるだけだからご心配なく」
「じゃあ、そういうことで・・・・」
美恵は机から立ち上がり、鞄を持ち、足早にドアの方へ歩いていく。
「あ、帰るんだ。気をつけてね。送っていこうか?」
「遠慮する。あんたは忙しいんだろ。生徒会長さん」
「そりゃ、江口いないし。できれば手伝って欲しいけど・・・・」
その言葉に、美恵の足は止まる。
嫌な予感がした。
「図星?」
「・・・呆れた。あんたの方が犯罪者だろ」
「犯罪者、か。酷い言われようだね。僕は生徒を理解したいだけだよ?」
にっこりと笑う拓也は、爽やかでナチュラルだが、それ故に恐ろしい。
「で?江口は居ないんだね。心の傷は深いのかな?」
「ただの風邪。熱が出てるだけだからご心配なく」
「じゃあ、そういうことで・・・・」
美恵は机から立ち上がり、鞄を持ち、足早にドアの方へ歩いていく。
「あ、帰るんだ。気をつけてね。送っていこうか?」
「遠慮する。あんたは忙しいんだろ。生徒会長さん」
「そりゃ、江口いないし。できれば手伝って欲しいけど・・・・」
その言葉に、美恵の足は止まる。
嫌な予感がした。