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【SS企画】みんななかよし
第4章 【感謝】アンケート回答者にご挨拶

なつさま
→香月朱羽(シークレットムーン), 佐伯波瑠(目が覚めたら。), 佐倉桃(目が覚めたら。), サク=シェンウ(吼える月),
ハル「お、なつは主役どころを選んだな(笑)」
モモ「ナツ……、ああ、ナツの泣き声が聞こえる」
朱羽「これもナツくんが大人になるための試練です! なつさん、試練をありがとうございます」
サク「うわ、あいつの悲しみの海がこっちまで来た」
ハル「だけど皆が大好きと言って貰えているし、ヒロインと幸せになって貰いたいと言われているし。俺のヒロインはあのアホタレだが、そういえサクラのヒロインは誰だっけか。ん~?」
モモ「そ、それは……」
ハル「なんでお前、なつから幸せになって貰いたいと言われるんだ? お前の幸せってなんだ?」
モモ「それは……」
サク「そんなの、童貞卒業だろ?」
モモ「サク、黙れ!!」
ハル「ほう、童貞卒業か。俺様の選んだ女とは玩具で遊ぶだけだったのに、お前は誰の身体で卒業したいんだ? ん?」
モモ「……っ」
朱羽「佐伯さん、ほらモモが困っているんだからやめて下さい。童貞なんて、好きな女とするのが一番なんですから」
ハル「……。それは俺様への、嫌味か?」
朱羽「好きな女との初めては、それはいいですよ。優しく包んでくれているような」
サク「……っ(ごくっ)」
モモ「……っ(ごくっ)」
ハル「それは愛があればだろう? 愛がなければ俺と同じ、ただの遊びだ」
朱羽「……っ」
ハル「お前の愛する初めての女は、お前を愛していたか?」
朱羽「今、愛されている……っ」
ハル「仕事かお前かどちらを取るかと聞いてみたんだろ? どっちだった?」
朱羽「……っ」
ハル「なんでお前は付き合ってばかりでそんなことを聞いた? ちょっと性急だよな?」
サク「(あわわ、どうしよう)」
ハル「身を削って困難を乗り越え、初めての女を最後の女にしろよ、香月。俺は……終わりの女にしか出来ないけれど、お前は違うだろ。……お前らも! 好きな女を始めと終わりにしろよ、童貞だって処女同様大切なんだ、卒業を後悔しないように」
モモ「……(ハルさんはきっと)」
サク「……(後悔してんのか、シズル以外を最初に抱いたこと)」
ハル「36歳が言えることはこんなことだ」
朱羽「佐伯さん、ご教授、ありがとうございました!」

