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【SS企画】みんななかよし
第6章 幕間 1 【8位~5位】
Qサクの応援に駆けつけたのは……!!
サク「俺の友……もしかしてリュ」
テオン「……シバ帰ろうか。僕達は望まれてないみたいだし」
シバ「そうだな」
サク「待て待て!! テオンとシバがここまで来てくれたのか、嬉しい~」
テオン「白々しいね、お兄さん。いいよ別に。ね、シバ」
シバ「……おい。そこの馬鹿。馴れ馴れしく触るな、馬鹿が移る」
サク「そんなこと言わずに。ラックーも来てるんだぜ? ……って、姫様?」
ユウナ「やっぱり、テオンとシバだ!! いらっしゃい。よくここまで来れたわね!!」
テオン「お姉さん、元気だった? すごいね、ここの世界は」
シバ「……///(久しぶりにユウナの笑顔を見たため眩しい)」
サク「俺と反応が違うな、お前達」
テオン「はは。お姉さんに怒られるからお兄さんに意地悪するのやぁめた」
ユウナ「そうよ、テオンもシバも、あたし達のお友達。喧嘩は嫌よ」
シバ「……///」
サク「お前なに赤くなってるよ」
シバ「? なぜ赤くなる要素が?」
テオン「シバは感情に無自覚だからね。それより無事に着けてよかったなあ。ラックー先に行っちゃうから、僕達どうやって異世界に行けばいいのかわからなくて、シバと途方に暮れてたんだ。女神ジョウガや僕達の神獣青龍の手助けもないしさ」
シバ「そうしたら、あいつがやってきた」
サク「誰だ? もしかして、きゃはははのユエか?」
テオン「ユエと手を繋いだ……」
シバ「……リュカだ」
サク&ユウナ「……っ」
テオン「ふたりによろしくって、寂しそうな笑みで」
シバ「……お前、もっと話し合え。あれはお前達を憎くて仕方がないって顔じゃなかった。本当はオレ達ではなく、あいつが行きたかったんじゃないか?」
テオン「お兄さんとお姉さんの友として」
サク&ユウナ「……」
テオン「……ちゃんとお兄さんとお姉さんに伝えたからね。そういえばリュカ、イタチちゃんに言づてなかったよな」
シバ「言えないんじゃないか?」
サク「そんなことねぇさ。リュカにも俺と同じ玄武の力で結ばれてる。力があるってことは、敬う心がある。……早くリュカの真意を聞かねぇとな。これ以上、悲劇にしねぇために……って、おいこらテオン、シバ、姫様も! どうしてイタ公のところに行くんだよ、イタ公は終わっただろ、ここは俺だろ!?」