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Cross roads
第1章 Cross road 1
「大きなお世話かもしれないけどさ、俺、やっぱ気になるんだよ。合コンてのもなんか違う気がするんだけど、俺の彼女にフリーの後輩とか同僚紹介して貰うとかどうかな?イヤならやめとくけど。」
「ありがとうございます。でも、一緒ですよ。自分が変わらない限り、女性とは向き合えない…」
「…俺、さ。萩原くんみたいなヘビーな環境じゃないけど、今の彼女と出会う前、その前の彼女とイロイロあって、もう女の子とは付き合えないんじゃないか、って思ってた時期もあったんだ。」
「祥悟さんが…?」
萩原くんが意外そうに俺を振り仰ぐ。
「ちょっと女性不信みたいになっちゃって。誰に話しても贅沢な悩みだって一蹴されて、自分でもそうだと思う部分もあるから相談する相手も居ない。でも、そんな時、今の彼女と出会って、実際付き合う前にアメリカ行きが決まっちゃったから、付き合いだしたのは帰国後なんだけど。でも、その時に、勝手だけど、そんな弱いトコも含めての俺を知ってほしいって思って。何故か、彼女なら受け止めてくれるんじゃないか、って思えて、前の彼女の話とか、全部素直に曝け出した。」
「ありがとうございます。でも、一緒ですよ。自分が変わらない限り、女性とは向き合えない…」
「…俺、さ。萩原くんみたいなヘビーな環境じゃないけど、今の彼女と出会う前、その前の彼女とイロイロあって、もう女の子とは付き合えないんじゃないか、って思ってた時期もあったんだ。」
「祥悟さんが…?」
萩原くんが意外そうに俺を振り仰ぐ。
「ちょっと女性不信みたいになっちゃって。誰に話しても贅沢な悩みだって一蹴されて、自分でもそうだと思う部分もあるから相談する相手も居ない。でも、そんな時、今の彼女と出会って、実際付き合う前にアメリカ行きが決まっちゃったから、付き合いだしたのは帰国後なんだけど。でも、その時に、勝手だけど、そんな弱いトコも含めての俺を知ってほしいって思って。何故か、彼女なら受け止めてくれるんじゃないか、って思えて、前の彼女の話とか、全部素直に曝け出した。」