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Cross roads
第1章 Cross road 1
「あ、コレ。ダメかな。婚約したから男もエンゲージつけてもいいかな、と思って作ってみたんだけど。」
「エンゲージ、なんですか?」
「エンゲージていうか、正確にはプレマリッジ、て感じかな。まだ結婚式は準備中なんだけど、男って公式の場では結婚指輪くらいしかつけないでしょ?で、女性のエンゲージリングもさ、石が入ってたりして普段使いにはしにくいから、エンゲージとマリッジのセット売りが許されるなら、エンゲージとマリッジの間にプレマリッジがあってもいいんじゃないかな、と思って。まずは自分でつけてみて社内で反応見ようと思ってさ。」
「プレマリッジ…」
「そ。売約済、ってことで。」
「それ、女性用あるんですか?」
「ん。エンゲージリングは、やっぱり女性の憧れだと思うんだよね。今日日給料3ヶ月分なんて言わないけど、やっぱり自分と結婚したいって思ってくれてる、っていうケジメっていうか。でも普段使いしにくいデザインが多いし、記念日とかイベントくらいしか登場しないと思うんだよ。」
「エンゲージ、なんですか?」
「エンゲージていうか、正確にはプレマリッジ、て感じかな。まだ結婚式は準備中なんだけど、男って公式の場では結婚指輪くらいしかつけないでしょ?で、女性のエンゲージリングもさ、石が入ってたりして普段使いにはしにくいから、エンゲージとマリッジのセット売りが許されるなら、エンゲージとマリッジの間にプレマリッジがあってもいいんじゃないかな、と思って。まずは自分でつけてみて社内で反応見ようと思ってさ。」
「プレマリッジ…」
「そ。売約済、ってことで。」
「それ、女性用あるんですか?」
「ん。エンゲージリングは、やっぱり女性の憧れだと思うんだよね。今日日給料3ヶ月分なんて言わないけど、やっぱり自分と結婚したいって思ってくれてる、っていうケジメっていうか。でも普段使いしにくいデザインが多いし、記念日とかイベントくらいしか登場しないと思うんだよ。」