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溺愛 ~命令に従いなさい~
第6章 ■調教
食事を終え、また車に乗り移動した。
その間約10分ほど雄二は緊張をしており会話できなかった
ラブホテルに向かった。

ホテルに着き、部屋を選び二人は入った。
SMホテルである、少し薄暗いが普通のホテルとは違い、いろいろな仕掛けがあるホテルである。それに雄二は布製の黒く大きなバックを手にしている。
美和は少し緊張した。

雄二- 「安藤君」「君の心も体も傷つけるかもしれない」
    「いやだったら、いやといつでも言うんだ」
    「いいね」

美和- 「イヤとは言いません」
    「チーフにしていただけることは全て受け入れると言ったはずです」

雄二- 「そうか判った」
    「では」「これから俺の事をチーフと呼ぶのはやめなさい」
    「名前で呼んでくれ」
    「君は美和と呼ぶようにする」
    「かまわないか」

美和- 「判りました」
    「私を名前で呼んでいただけるのはうれしいです」
    「よろしくお願いします」

雄二- 「ちがう!」
    「俺の前で膝をついて」
    「よろしくお願いしますと言うんだ」

少しびっくりした美和だが、気を取り直し正座し手をついてご挨拶をした。
頭を下げた瞬間に、雄二の足が頭を押さえつけた

雄二- 「床に額をつけて言うんだ」
    「これから躾を教えてやる」

美和- 「すみません」

雄二- 「ちがう」
    「申し訳ありませんだろ」
    「もう一度」

美和は言われた通りに、もう一度ご挨拶をした。

雄二- 「顔をあげなさい」
    「これからいつまでも、私の前ではこのように挨拶をするんだ」
    「わかったか」

美和- 「はい」

雄二- 「立ちなさい」
    
スッと美和は立ち上がり、雄二の前で手を前で組む
雄二はその立ったままの美和を抱きしめた。
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