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桃色フラストレーション
第2章 募る欲望
先輩は、私の友達も含む、大学の数人に手を着けていた。3回ほどベッドを共にした頃、それが発覚し、連絡を断った。同じく遊ばれていた友達とも、疎遠になった。おかげで大学生活を楽しめなくなっていった。
「ごめん……。けどそっちも本気じゃなかっただろ?」
こう言われて、返す言葉は見つからなかった。
そのトラウマをこんなに引きずることになるとは……、ちょっと、予定外だった。そして今、こんなに……、欲求不満を持て余して、彼氏よりもセフレが欲しいぐらいの状態になっている自分が、意外だ。
単なる年齢的な、身体の成熟が原因?それとも本当は彼氏が欲しくて心が寂しいだけ?じゃあ彼氏って何のためにいるの?セックスのパートナーと彼氏の違いって何?いやいや花粉症の発症みたいに、期が熟して欲求不満がスパークしただけなのかもしれない。その引き金を引いたのが、澤田王子の出現だ。
「ごめん……。けどそっちも本気じゃなかっただろ?」
こう言われて、返す言葉は見つからなかった。
そのトラウマをこんなに引きずることになるとは……、ちょっと、予定外だった。そして今、こんなに……、欲求不満を持て余して、彼氏よりもセフレが欲しいぐらいの状態になっている自分が、意外だ。
単なる年齢的な、身体の成熟が原因?それとも本当は彼氏が欲しくて心が寂しいだけ?じゃあ彼氏って何のためにいるの?セックスのパートナーと彼氏の違いって何?いやいや花粉症の発症みたいに、期が熟して欲求不満がスパークしただけなのかもしれない。その引き金を引いたのが、澤田王子の出現だ。