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桃色フラストレーション
第5章 土曜日、彼の部屋で - 1
「……もう酒の勢いじゃないから……、いい、かな……?」
近付いてくる顔。そっと触れる唇。間近で見つめる瞳……、そして、再び重ねられる熱い唇……。抱き寄せられてその腕に包まれながら、ちゅっ、ちゅっ……と吸われる。それだけでもう全身がビクビクと反応しているのに、熱い吐息を漏らしながら舌が割り入れられてきて、貪るように熱く長いディープキスが始まる……。私はもう、すぐにでもシたくてシたくてたまらないぐらい、全身が疼いてしまう……。

「……桃井さん……、その顔……、そそる……たまんない」
彼の服を借りて着ている私の胸を、その服の上から揉まれる。ああ、とうとう……!という想いが炸裂し、親指で突起を刺激され始めた時にはもう、欲望を隠せなくなってきていた。
「アッ……、澤田さんっ……!抱いて……くださいっ……、……お願いっ……」
「桃井さん……、そんなこと言われたらオレ……っ」

余裕のない表情の澤田さんにたくし上げられた服が一気に剥ぎ取られ、上半身が裸になる。すぐに彼が胸をじかに揉み始め、興奮した表情を見せ……、ゾクゾクする。ああもう……、ずっとずっとこの日を待っていたんだから……!
「……っ、桃井さん……っ……、おっぱい、やらしい……」
「あっ、あっ……あぁぁッ……!澤田さん……っ、気持ち……いいっ……!」
胸を揉み、尖端を弄られ、咥えて舐め回されて、もうすっかり感じまくってしまう。
「すごい……、乳首こんなにビンビンに勃って……、そんなに気持ちいい?オレに触られるの……」
そう言いながら指先で硬くなった乳首をつまびくように刺激される。
「気持ちいい……っ!澤田さんに触られると……いっぱい感じちゃう……ッ」

「……エッチなんだね、桃井さんは……。オレもすっごくエッチなんだけど大丈夫かな……?」
「はい……。澤田さんなら……」
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