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〇〇を教えて。。
第3章 始まっちゃったら色々あるみたい☆
『あー、オッサン風呂サンキューな♪』


先にシャワーをした理玖は能天気にベッドに座ってビールを飲んでいる。Tシャツに穴だらけのジーンズ姿。



宗一郎はバスローブを羽織って流しに立つと水を飲んだ。



『オッサンさぁ……』
理玖が話し掛けた。


『何だ?』
振り返る。



ジィーッと宗一郎の顔を見詰めてきた。

『な、何だ?』
言いつつ、理玖の大きな瞳と筋の通った鼻・厚い唇に焼けた肌を見ると(うっ…………
美しい…………)
そう思う。



『やっぱその方が良いじゃん!

メガネないほうが怖くねーぞ?』
あっけらかんと笑ってそう言った。

『あ、目が青いのはなんでだ?
ハーフ?クォー……クォーなんだっけ?』



『クォーターか?』
宗一郎もベッドに腰かける。


『そー、それ。
外人の血ィ混じってんの?』


『………いや。
日本人だ』



『へえぇ?
得だな……』


『得ゥ?!』
意外な理玖の言葉に、
宗一郎は勢いよく振り返って理玖を見た。
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