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〇〇を教えて。。
第3章 始まっちゃったら色々あるみたい☆

―――ピピピピピピ…………


携帯のアラームがけたたましく鳴り響く。


『……ん…』
理玖は枕元のスマホに手を伸ばした。


『4時半かぁ……』


優月の小さな頭が隣でもぞもぞ動いた。


『………ああ、りく……
おはよぉ』
優月が上体を起こす。



暗い室内で優月の裸体が白く光っていた。


理玖は小さな膨らみに手を伸ばした。


『万年発展途上だな………19なのに…』

『うるさいなー。
しょうがないでしょ』


『お前、家はあるんだよな?』


『…?
うん。つっても風俗店の寮だからボロアパートだよ』

『そっか、なら良い。
住む場所と食べ物があれば元気出るからな』


優月が黙ってしまった。

『なした?』


『何か、理玖変わったねぇ………
前は何でもどうでも良くてその日暮らしだったのに』

『あー、そうだな』


『歩けば人を殴るし、
女は片っ端から手を出してくし……
殴ったまんま放置するし警察が来たら警官殴るし手ぇ出した女とも絶対付き合わないし』


『お前、喧嘩売ってんのか(苦笑)』
理玖は笑うと片手で優月の肩を押して倒した。



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