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〇〇を教えて。。
第4章 色々あってムズカシイみたい☆☆
腕を組み、
ニヤリと笑う渚。

『どう?
こういう仕事なのよ』


理玖はよたよたと歩き、ビル外に出る。

渚が待たせてあったタクシーに乗り込む。



『いってぇ………………
めっちゃ痛いんだけど』

『あははは、
あの方は一番ソフトなのよ?
最初だから軽い人をチョイスしたの。
あれで文句言ってちゃ務まらないわよ』


『マジか………………
あ、
運転手さんそこで止めて?』
理玖はタクシーを止めさせる。


『ちょっと!
勝手に…………』渚の口を手で塞ぎ、

千円札を5枚運転手に渡すと渚を力ずくで引きずりおろした。










タクシーはブォーッと走り去る。


オフィス街らしい街。

『な、
なにするのよっ!』
渚の手を引っ張る理玖。


裏道に入ると、
(あった)と思った。


もちろんラブホテルだ。


顔を上げた渚は『ダメ!!
嫌よっ、絶対イヤ!』と首を振るが…………


理玖は立ち止まると渚の顎を掴み、
キスをした。

目を見開く渚。
メガネ越しに長い睫毛が揺れる。


渚の肩を突き、よろけた拍子にヒョイっと抱える。



『ちょっ………………!!』

理玖は『本気で嫌がってねーじゃん』と抱えたままホテルの個室へ入っていく。





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