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〇〇を教えて。。
第5章 ムズカシイけどイイみたい☆
『また指名するからHしよーね♪♪』
女は満足顔で理玖に手を振った。
理玖も『まったね~♪♪また呼んでよ』と手を振りホテルを後にした。
『あててて…………
痛っ』
股関節が痛い。
持ち上げて突くと気持ちいいらしく、
女が『もっと、もっと』と離さなかったのだ。
あの後バスルームで。
またベッドで。
再びバスルーム。
繰り返し繰り返しヤって、
腕時計を見ると朝5時半になっていた。
もちろん時間が長ければ長いほど金はいい。
『よっし♪
帰って1時間だけ寝るか』
理玖はコンビニのトイレでスーツから私服に着替えた。
ボロアパ…………菅原建設の社員寮に帰宅し、
自分の部屋に倒れ込む。
そしてそのままスー………と寝入った。
____『おい!!
理玖~~~~~!』
ドアを叩く音で目が覚めた。
『……………んん………』
真田の声だ。
『理玖-!
寝坊かぁ?!
遅刻してんぞー』
時計を見ると、10時………………!
『うわ!やっば!』
飛び起きて仕事用のナップザックを掴み、
ドアを開いた。
『……………お前~。
遅刻1時間半』真田が睨む。
『出勤してないからおかしいと思って見に来たんだよ』
『スミマセン…………』
『ま、
たまにはあるさ!
社長に頭下げろよ?行くぞ』
真田と連れだって急ぐ。
『早瀬くん、
遅刻っと、…………』
砂原が遅刻を付けている。
『すみませんでした!!』
理玖は社長室にて菅原に深々と頭を下げた。
『遅刻理由は?』
社長が睨む。
『ねぼー…………(寝坊)』
『早瀬~。
お前はまぁ真面目に勤めてるがなぁ。
再々あれば…………辞めてもらうぞ?
まだ1回目だ、今回は咎めなし。現場へ向かうように』
『…………すんませんでした…………』
理玖は肩を落として社長室を出た。
『早瀬くん、大丈夫?』
事務の砂原が心配そうに理玖の顔を覗く。
『あー、大丈夫大丈夫』
手をひらひらさせる。