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〇〇を教えて。。
第5章 ムズカシイけどイイみたい☆
(やべぇな…………うっかり寝過ごしちまった)
欠伸が止まらない。
遅れて現場に着くと、
真田に頭を叩かれた。
『理玖、
遅刻は厳禁っ。
…………お前最近夜中なにやってんだ?』
真田の言葉に、ギクリとする。
『な、何も?
私用っす』
『ホントかぁ?
なぁーんか怪しいんだよな~』
真田は理玖の周りをうろつく。
『ま、遊びも必要だけどな!』
と肩を叩いた。
作業に取りかかる。
(やっべぇ…………
社長にバレたら、
一番マズイよなぁ。
うっかり寝ちゃったけど、気をつけないと………)
夕方6時半、
作業を終えて帰社した。
『早瀬くん!』
着替えて帰ろうとしていると、砂原が話しかけてきた。
『何すか?』
『あの………こないだはお茶菓子をありがとう』
理玖ははた、と砂原を見る。
『……………茶菓子………………
ああ、お客がくれたやつな』
思い出した。
『…………お礼と言っては何だけど。
これ使って?よかったら』
ピンク色の包装紙の小さな包み。
『何?これ?』
『ハンカチなんだけど…………』
砂原がもじもじしながら言う。
『…………サンキュ』
理玖は貰うことにした。
砂原はホッとした表情になる。
『じゃあ、お疲れさま!』とデスクに戻っていく。
理玖は『おつかれーっす』と建設会社の門を後にした。
『うーわ-。
どーすっかな…………』
帰り道、
砂原がくれた包みを開けると水色のハンカチが入っていた。
しかし淵に白いレースがあしらってある。
『使うっつったしなぁ』とポケットに仕舞う。
スマホを持ち、
画面をスクロールした。
渚遥香からメッセージが入っている。
今夜は3人。
歩きスマホをしていると……………
『早瀬!!
早瀬理玖!』と誰かが俺様を呼んでいる。
『は?』
キョロキョロした。
路肩に黒く車高の低い車がスッと近寄り停車した。
欠伸が止まらない。
遅れて現場に着くと、
真田に頭を叩かれた。
『理玖、
遅刻は厳禁っ。
…………お前最近夜中なにやってんだ?』
真田の言葉に、ギクリとする。
『な、何も?
私用っす』
『ホントかぁ?
なぁーんか怪しいんだよな~』
真田は理玖の周りをうろつく。
『ま、遊びも必要だけどな!』
と肩を叩いた。
作業に取りかかる。
(やっべぇ…………
社長にバレたら、
一番マズイよなぁ。
うっかり寝ちゃったけど、気をつけないと………)
夕方6時半、
作業を終えて帰社した。
『早瀬くん!』
着替えて帰ろうとしていると、砂原が話しかけてきた。
『何すか?』
『あの………こないだはお茶菓子をありがとう』
理玖ははた、と砂原を見る。
『……………茶菓子………………
ああ、お客がくれたやつな』
思い出した。
『…………お礼と言っては何だけど。
これ使って?よかったら』
ピンク色の包装紙の小さな包み。
『何?これ?』
『ハンカチなんだけど…………』
砂原がもじもじしながら言う。
『…………サンキュ』
理玖は貰うことにした。
砂原はホッとした表情になる。
『じゃあ、お疲れさま!』とデスクに戻っていく。
理玖は『おつかれーっす』と建設会社の門を後にした。
『うーわ-。
どーすっかな…………』
帰り道、
砂原がくれた包みを開けると水色のハンカチが入っていた。
しかし淵に白いレースがあしらってある。
『使うっつったしなぁ』とポケットに仕舞う。
スマホを持ち、
画面をスクロールした。
渚遥香からメッセージが入っている。
今夜は3人。
歩きスマホをしていると……………
『早瀬!!
早瀬理玖!』と誰かが俺様を呼んでいる。
『は?』
キョロキョロした。
路肩に黒く車高の低い車がスッと近寄り停車した。