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〇〇を教えて。。
第5章 ムズカシイけどイイみたい☆
藤代宗一郎が運転席から呼んでいた。
『あ!オッサンじゃん』
久しぶりに顔を見た。
何となく嬉しくなり車に近寄る。
助手席が開く。
『乗りなさい』
睨む宗一郎。
『な、なんだよ?
夜から用事あるんだけど』
屈んで宗一郎に告げる。
『分かった。
直ぐ終わる。だから乗りなさい』
『わかったよ…………??』
助手席に乗り込んだ。
『どこに行くんだよ?
オッサン宅?わんこ元気か?』
車は静かに走る。
『____単刀直入に言おう。
優月くんとやらの借金、僕が払おう』
宗一郎は前を見たまま淡々と話す。
『え?
なんでだよ?』
理玖は突然の話にガバッと身を運転席に向けた。
『シートベルトを外さないように!
借金返済の当てはあるのか?』
『それは…………
だから俺が夜働いて稼ごうと』
『風俗業だね?真田さんに聞いたよ。いつ完済するんだ?
何年かかる?』
『さあ?
5年はかかんじゃねぇかな?』
宗一郎ははーっと息を吐いた。
そして、
車を川沿いの公園のパーキングに停める。
『____これを使ってくれ』
後部座席からボストンバッグを2個取る。
ジッパーを開く。
理玖は息を呑んだ。
『この金………………………』
札束がたくさんあった。
『借金はいくらなんだ?
いま、3千万ある。
足りるか?』
『……………ちょっと待てよ!
なんでアンタが優月の借金肩代わりするんだよ?
断る』
宗一郎は予想外の理玖の態度に口を半開きにした。
『なっ…………何故だ?
払ってやると言っているのに!』
ガン、と理玖がダッシュボードを蹴った。
スニーカーの跡がついた。
『優月のこと舐めてんの??
あいつは見ず知らずのアンタに肩代わりして貰って喜ぶような安い女じゃない!』
『あ!オッサンじゃん』
久しぶりに顔を見た。
何となく嬉しくなり車に近寄る。
助手席が開く。
『乗りなさい』
睨む宗一郎。
『な、なんだよ?
夜から用事あるんだけど』
屈んで宗一郎に告げる。
『分かった。
直ぐ終わる。だから乗りなさい』
『わかったよ…………??』
助手席に乗り込んだ。
『どこに行くんだよ?
オッサン宅?わんこ元気か?』
車は静かに走る。
『____単刀直入に言おう。
優月くんとやらの借金、僕が払おう』
宗一郎は前を見たまま淡々と話す。
『え?
なんでだよ?』
理玖は突然の話にガバッと身を運転席に向けた。
『シートベルトを外さないように!
借金返済の当てはあるのか?』
『それは…………
だから俺が夜働いて稼ごうと』
『風俗業だね?真田さんに聞いたよ。いつ完済するんだ?
何年かかる?』
『さあ?
5年はかかんじゃねぇかな?』
宗一郎ははーっと息を吐いた。
そして、
車を川沿いの公園のパーキングに停める。
『____これを使ってくれ』
後部座席からボストンバッグを2個取る。
ジッパーを開く。
理玖は息を呑んだ。
『この金………………………』
札束がたくさんあった。
『借金はいくらなんだ?
いま、3千万ある。
足りるか?』
『……………ちょっと待てよ!
なんでアンタが優月の借金肩代わりするんだよ?
断る』
宗一郎は予想外の理玖の態度に口を半開きにした。
『なっ…………何故だ?
払ってやると言っているのに!』
ガン、と理玖がダッシュボードを蹴った。
スニーカーの跡がついた。
『優月のこと舐めてんの??
あいつは見ず知らずのアンタに肩代わりして貰って喜ぶような安い女じゃない!』