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〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
______走る。

北署。

北。

どっちだ?!


分からない。


陸橋を猛スピードで走る理玖に、
社用車を運転していた宗一郎が気付く。

『理玖?!
どうしたんだ?!!』

普段とは全く違う鬼の形相の理玖に、
宗一郎は車を停め窓を開き叫んだ。



理玖の脚が止まる。

『____早く!!
連れてってくれ、北警察署!!!』

助手席を開け、
飛び乗る理玖。


『え?警察署?
___何があった?』


問う宗一郎を、理玖は殴った。
肩の辺りを。

『優月が!!
死んだって…………
嘘だよな?!!な?!』


『優月くんが?
何かの間違いじゃないのか?』

理玖は錯乱している。
宗一郎は眉間にシワを寄せて理玖の肩に手を置く。


そこへ…………

『早瀬!!居た!
………はあ、はあっ…………』
菅原社長だ。

対向道路にトラックを停め、
走ってきたらしい。


社長は車内を覗き込んだ。宗一郎を見、
『ああ、微生物研究所の研究員さんですな?
早瀬とお知り合いで??』と話す。



『社長っ!!!
今の、嘘だよな?きょ、許可って…………
間違い??ドッキリだよな?!』理玖の手は震えている。



社長は『失礼』と宗一郎に頭を下げ、
『さっき**電機との打ち合わせ中に連絡が入った。
遅くなってしまった。
理玖、江名優月さんという人は幼なじみだな?』
社長の目が大きく見開いた。
口調は冷静なのに。


『幼なじみ………
じゃねぇよ!!ずっと一緒に居たヤツだよっ』
理玖は怒鳴る。


『……………亡くなったそうだ。
容疑者だとか任意の出頭だとか加担した側じゃないのは警察も判ってるから、落ち着きなさい…………
私も一緒に行くから、トラックに乗りなさい』
社長ははぁ~………と息を吐いた。



理玖は、
頭が真っ白になる。


何、それ?

加担?

容疑者?じゃねぇ?

優月は…………………
さっきのtellは、イタズラだよな?










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