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〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
毬佳は続けた。


『私は宗一郎を支えたいだけだから、
害はないけれど……………

いくら小さな組でもヤクザよ?
女ひとりの口を封じるくらい、
きっと…………簡単よ』
毬佳の長い睫毛が翳る。





『だから、
万が一のときはあなたの携帯を鳴らすわ。

羽乃ってヤクザを追ってみる。
藤代さんは「羽乃の子供では?」と見解を持ったけど、
私は違うの。
羽乃に確認したいだけ』




毬佳は暫し考えた。


『……………まさか……………?』

目を見開く。




『これ、私の番号と住所。
あなたは信用できる人間だわ。私は、早瀬も藤代さんも傷ついてほしくないの。それだけよ。
____じゃ』
渚が立ち上がる。毬佳をジッと見て『__あなたならゆくゆくは末期癌患者も助けられるわ。悔しいけどね』と言い、サッサと歩いてゆく。
マスターに支払いを始めた。




『待ちなさい!
渚!
あなた、何故そこまで___…………』

ガタンとテーブルが揺れ、
珈琲が撒けた。


ベージュの服に小さなシミが出来てしまった。




シミから顔を上げたとき、
渚の姿はもう無かった。
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