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〇〇を教えて。。
第8章 ウマくいったらHappyみたい☆
______『おお!!
理玖、元気になったか!!よかった……………!!』

菅原建設の社宅アパートに戻った理玖を、
真田が抱き締めた。



『ヴぇ!!
真田さん気持ち悪ぃ!!』

理玖は真田を押し返す。


『どうなるかと思ったぞ!
理玖が頭おかしくなったかと……………』
真田が涙ぐむ。




『先生、俺が言うのも何だけどありがとう。
理玖が戻って来た~』
真田が目尻を擦る。




『食欲もありますし、
元気になりましたから』
宗一郎は昨夜たらふく食べて眠った理玖を思い出す。



___階段からカンカンカンと靴音がした。


『ああ、微生物研究所の藤代先生………!
早瀬が世話になりました』
菅原社長である。

『本来私が世話をしなくてはならないのですがね…………………、
理玖?元気になったな?』

目を細めて好々爺のように理玖を見上げた。






『えっ、
俺そんなに変だったわけ?
こんな喜ばれるほどーーー??』

当人は茫然自失だったから、
自分の状態など分かっちゃなかったのだ。
 





菅原社長が理玖の肩をパンパンと叩く。

『辛いけれど、頑張れ!!
江名くんの分まで生き抜くんだ』




理玖は『…………………うん!!
分かってる…………分かってます』と頷く。





『ま、病み上がりだから無理はしないように。
真田、理玖の様子を見ててくれよ』



『分かりました!』

菅原社長は再び階段を降りて行った。





『では、真田さん。
早瀬を頼みますね』

宗一郎もこれから出勤である。


『あいよー、任しといてくださいよ』


真田に一礼し、
停めてあった車に乗り込む。





『さて…………………、
始末書書きますかね』

研究途中にほったらかして1週間休んだのだ。


減給は承知のこと。



宗一郎はひなた支部の研究所へと向かう。



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