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〇〇を教えて。。
第8章 ウマくいったらHappyみたい☆
____『理玖~~~。
廃材積み込み頼むわー』真田が骨組みの2階部分から理玖に声を飛ばす。


『了解ー』

建築中の家屋。



理玖はコンクリートを流し込む機械の横で廃材を掻き集める。埃を飛ばさないように。



久しぶりの仕事。

『か~っ、さすがに鈍(なま)っちまってる………』


廃材が重い!


晴れた空が気持ちいい。



理玖は作業をしながらたまに青空を見上げた。



優月が笑ってるような気がして、
不意に見上げてしまうのだ。




ヘルメットのツバが空を半分隠す。


トラックの荷台に廃材を積むと、
『真田さーん!!
これ、1回廃棄してきていいっすかー?!』
と2階を見上げる。


『おう、頼むわ!』


真田の声を聞いてトラックを運転する。
 



廃材の廃棄場所は離れた山中だ。


タバコを吸いながら(バレたら首なのだが…)、
山に入っていく。


荷台を持ち上げ、
廃棄すると辺りの木々を見渡した。 


『何だろ?
空気が美味い気がする…………』



タバコを吸っているにも関わらず。

不思議だ。





理玖はしばらく息を吸っては吐き、
深呼吸をした。





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