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〇〇を教えて。。
第3章 始まっちゃったら色々あるみたい☆
――昼過ぎになり、
高い場所の解体が大体終わった。
午後からは下に散らばった木屑(といっても元柱だからかなり重い)
を集めてトラックに積む作業のみ。
真田がサトナカのお婆さんに作業内容の進行を説明した。
『ありゃあ、
お昼ならウチで食べてかんね?』
気を遣うお婆さんにお断りし、
3人は別のバンで近くのセルフ定食屋へ向かった。
『理玖よぉ、
こないだのあの医者どうなった?』
真田が豚カツ定食を頬張りながら理玖に言う。
『医者あ?
………ああ、茶髪ロングか?』
理玖も割り場をパキッと割ってミックスフライ定食にかぶり付く。
『知らない。
あれから会ってねーし』
藤代とは毎日会っている(あれからも毎日掃除バイトに通っている)けど、
副業がバレたらややこしいため黙っていた。
『な?
頼むわ、何とか連絡先聞き出してくれよー』
『真田さん、
そんなに惚れちったわけ?』
真田はカアアと首まで赤くした。
『分相応じゃないってわかってんだけどさー。
どうしても離れねんだよ、あのひとの顔が……』
高い場所の解体が大体終わった。
午後からは下に散らばった木屑(といっても元柱だからかなり重い)
を集めてトラックに積む作業のみ。
真田がサトナカのお婆さんに作業内容の進行を説明した。
『ありゃあ、
お昼ならウチで食べてかんね?』
気を遣うお婆さんにお断りし、
3人は別のバンで近くのセルフ定食屋へ向かった。
『理玖よぉ、
こないだのあの医者どうなった?』
真田が豚カツ定食を頬張りながら理玖に言う。
『医者あ?
………ああ、茶髪ロングか?』
理玖も割り場をパキッと割ってミックスフライ定食にかぶり付く。
『知らない。
あれから会ってねーし』
藤代とは毎日会っている(あれからも毎日掃除バイトに通っている)けど、
副業がバレたらややこしいため黙っていた。
『な?
頼むわ、何とか連絡先聞き出してくれよー』
『真田さん、
そんなに惚れちったわけ?』
真田はカアアと首まで赤くした。
『分相応じゃないってわかってんだけどさー。
どうしても離れねんだよ、あのひとの顔が……』