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〇〇を教えて。。
第3章 始まっちゃったら色々あるみたい☆
『今度会う予定があるから、
聞いといてやろう。
しかし………』



藤代宗一郎は再び腕を組む。


毬佳は昔からの知り合いだ。

当然毬佳の交友関係も知っている。

(白石くんは、
ああいう低俗な輩は毛虫より下だと思っているからね……………)

考え込んだ。
自分よりもずっと、ヤンキーだとか低学歴だとか肉体労働者を見下しているはず。



理玖は了承と受け取ったようで『まじ?
頼むね、オッサン〜♪』
と嬉々として窓を拭いている。




(困ったな)
OKしたものの、
毬佳の反応は想像がつく。


それに……
真田とやらの話をすると、当然理玖のことも話題に上るはず。




―――流れとはいえ理玖と関係を持った以上、
毬佳には知られたくない。

『どうするかな』
呟くと、
目の前に理玖の顔がニュッと現れた。
『何がー?』


『ヒッ!
きき君、窓は?』



『終わったんだけど?
つか腹減った』


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