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〇〇を教えて。。
第3章 始まっちゃったら色々あるみたい☆
――――『どうした?
また落ちたのか?地響きのような音がしたぞ』
背後から宗一郎の声がした。
理玖は振り返る。
『オッサン、これいつの?』
写真を宗一郎に見せた。
宗一郎の顔色が一瞬にして蒼白になった。
速足で駆けてきて、
写真を奪い取る。
『何だよ?』
理玖は驚いて怪訝な顔をした。
『………どこにあった?』宗一郎は写真を胸に押しあてるように隠す。
『どこって、この本落っことしたら出てきた』
『………何だ、そうか…………
驚いた………』
『そんな青ざめるほど怒らなくていーじゃん。
わざとじゃないんだしさぁ』
理玖は再び窓を拭き始める。
『い、いや怒ってなどはない。
ちょっと驚いてだな…』
『学ランだからか?ぷっ、オッサンにもそんな頃があったとはなー。
窓あと3つで終わっからな?
夜食頼むぜ〜〜〜』
宗一郎の手が震えていることに気付かず、
理玖は無邪気に夜食の催促をした。
また落ちたのか?地響きのような音がしたぞ』
背後から宗一郎の声がした。
理玖は振り返る。
『オッサン、これいつの?』
写真を宗一郎に見せた。
宗一郎の顔色が一瞬にして蒼白になった。
速足で駆けてきて、
写真を奪い取る。
『何だよ?』
理玖は驚いて怪訝な顔をした。
『………どこにあった?』宗一郎は写真を胸に押しあてるように隠す。
『どこって、この本落っことしたら出てきた』
『………何だ、そうか…………
驚いた………』
『そんな青ざめるほど怒らなくていーじゃん。
わざとじゃないんだしさぁ』
理玖は再び窓を拭き始める。
『い、いや怒ってなどはない。
ちょっと驚いてだな…』
『学ランだからか?ぷっ、オッサンにもそんな頃があったとはなー。
窓あと3つで終わっからな?
夜食頼むぜ〜〜〜』
宗一郎の手が震えていることに気付かず、
理玖は無邪気に夜食の催促をした。