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第2章 この一コマ

　
　カラダがビクッと反応する。

　指先に感じるネットリとした肉の感触に堪らず乳首からクチを放し、柳眉を寄せながら嬌声をあげた。

　既にグチョグチョに濡れたワレメを滑る指先。

　人差し指と中指がワレメを擦り、時折親指がクリトリスを軽く小突けば、カラダのナカを一気に快感が走り抜けていく。

「あぁっ…い…いいぃっ……」

　クリトリスからの刺激に腰をビクッと跳ね上げ、脳を刺激する快楽に口元から唾液を垂らして恍惚の表情を浮かべる。

　グニュグニュと胸を揉み拉く右手は、更にギュッと柔肉を掴む。

　ワレメをなぞっていた左手は、イヤらしいおツユに塗れたその指先でビンビンに勃ったクリトリスを挟みながらコリコリと捻りだしていた。

「んうぅっ！　こ、これ……ダメぇっ！」

　強すぎる刺激はガクガクと膝を震えさせ、淫らな本能を更に呼び起こす。

　包皮を剥かれたクリトリスを親指と中指が挟み込み、押し潰しながらキュッと捻れば、一気に脳内が真っ白い靄に覆い尽くされた。