この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
×アリエナイカノジョ×
第11章 ◆ Scene03
 
 ゴソゴソと制服のズボンのポケットを弄る。

 そこから取り出した物を、胸を晒け出した紗英へと向ける男子。

「…一体…なに……えっ!?……ちょ、ちょっとっ!?」

 男子の行動を横目で視界に入れた紗英は慌てふためく。

 両腕を胸に巻き付け、再び胸は拉げて深い谷間を作る。

「いやぁ、見せたがりのサエちゃんの為に…ね」

 ニヤッと笑みを浮かべた男子の手には携帯端末。

 動画撮影を起動させ、有られも無い紗英の姿を撮していた。

「さ、紗英っ。そんな事………」

 レンズから逃げるように背を向ける紗英。

 しかし、脚はその場から動かない。

「ほらほらぁ、さっきみたいにしてよぉ」

 画面に映る紗英の綺麗な背中に鼻息も荒い男子。

「で、でも……そんな」

「いやぁ、無理強いはしないけどさぁ」

 抵抗する紗英に、含みを持った言葉を浴びせる。

 その真意を読み取った紗英は、怖ず怖ずと再び体の向きを変えたのだった。
/271ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ