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第12章 ◆ Scene04

　
「ﾝﾊｧ…はぁ…はあぁ…んっ」

「えっ!?　ちょ…ちょっとっ!?」

　熱い吐息を吐くだけの紗英のワレメを擦り続けていた指が、腰で結ばれていた細い紐を抓んだ。

　何も言わず、何も言われずに自ら両腰の紐を解いた紗英の行動に、携帯端末を覗く男子は戸惑う声をあげた。

　紐を解かれたショーツははらりと机の上に落ちる。

「ﾝﾊｧｯ…あぁっ…んっ…あぁあぁぁぁっ………」

　ツルツルのワレメを男子の前に晒した紗英の喘ぎと指の動きは激しさを増す。

　撮られる事を望むように突き出された腰はクイクイと動き、指が滑るワレメからの水音はクチュクチュと大きさを増していた。

　薄い生地が一枚無くなり、直に触れる指先。

　固く尖るクリトリスを指の腹で押し潰すように擦れば、鼠蹊部に筋を浮かび腰が跳ねる。

　グチョグチョに濡れたワレメを撮られながらの行為。

　いつも以上の興奮が快感となって、紗英の脳を情欲の大きな波が襲っていく。

「んはぁぁぁっ……あ、アソコ……撮られてるのに……指…止らなぁいっ」