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×アリエナイカノジョ×
第12章 ◆ Scene04
「んはぁぁっ…なぁんでぇ………」
すっかり肉欲に溺れた紗英の、熱い吐息混じりの不満な声。
両脚が離されて机の傍の床へと座り込むと、情欲に潤んだ瞳で男子を見上げた。
もう直ぐ絶頂へと向かおうとしていただけに、その不満も致し方ない。
「あ…いや………」
勢いを付けようと思い切り腰を引いて起こった出来事に、先輩男子も罰が悪そうに表情を歪ませる。
「も、もぅ…あとちょっとで………」
ワレメのナカに挿入っていたモノの感覚が残る尻をモジモジと揺らしながら、小さく不満を洩らす紗英。
既に男子の手から逃げるという選択肢は無くしていた。
「ま、まぁ………まだ…大丈夫…だから」
絶頂を迎え損なった男子も又、眼下で座り込む紗英の淫らな全裸にモノを熱り勃たせた儘だった。
少なくとも一度は吐き出さない限り、スッキリとはしない男子。
「んあぁっ……」
座り込んでいた紗英を立たせると、机に両手を着かせたのだった。