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第13章 ◆ Scene05

　
　メールを送ったところで返信が有るわけが無い事に気付いた。

　連絡を取りようが無い事を思い出すと、紗英は再び恐る恐る画面を更新させる。

「ひぅっ」

　再生回数の数字の跳ね上がり方にカラダを強張らせる。

　跳ね上がった数だけ、イヤらしい姿が人の目に晒されていると思えば、羞恥は留まる事を知らなかった。

　音を流せば、肉欲に溺れる自らが吐き出した嬌声。

　モノをアソコに突き挿されて、小玉スイカともメロンとも揶揄される撓わな胸をイヤらしく揺らす無修正動画。

　思わずマジマジと観ては恥ずかしさが込み上げる。

　それと同時に、何人もの男【ﾋﾄ】が観ては、オカズにされているかもしれないという想像が湧き上がる。

　ふっくらとした恥丘が映り、テラテラと艶めかしい光沢を見せる襞が割り広げられ、血管を浮かばせたモノがナカを掻き回すシーン。

「う、うわぁ………」

　自分では見る事の無い角度からの生々しい光景に、紗英の口から思わず声が洩れた。

「ちょ、ちょっと……これは………」

　とうとう直視出来ずに、紗英はパソコンを閉じると部屋を後にした。