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第14章 復帰

様子見で1ヶ月、と言われたが、結局入院生活は45日間だった。そしてその頃には、左腕の骨折は完治していた。

会社からは、最初課長に言われた通り、腕が完治してデスクワークができるようになったら復帰するように言われていた。

脚が良くなるまでは、一人で過ごすのも大変だろうと、瞳の実家で過ごさせてもらうことになった。

晃一は、最初のうちこそ寂しがって「まま」と泣いたが、今はそれも落ち着いている、という話だった。

金曜に退院し、週明けの月曜日から会社に出勤することになった。