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パズル
第19章 契約
「俺には、3歳の息子がいる。働きながら男1人で子育てはかなりキツくて、今は嫁さんの実家と隣のおばさんに頼りっぱなしなんだ。この家で、家事と、子供の世話をしてくれるなら、生活費は面倒みるよ。住み込みの家政婦、って感じでどうかな。深谷の彼女だし、おかしな事はしないって誓う。部屋は…亡くなった嫁さんの部屋片せば、鍵もかかるし、使ってくれていいから。」
「…………でも…」
「躊躇するのは、当たり前だと思う。でも、俺は本当に家政婦を探したかったんだ。けど、ビジネスとして契約するとなると、なかなか高くて手が出ない。通いでも夜は割増料金つくし、仕事が遅くなることとか考えると、俺の月収の殆どがそっちにかかる計算になって、現実的じゃない。だから、ぶっちゃけ、言い方悪いけど、相場より安くで雇えるコを探してるんだ。その代わり、プロに求めるような高度な事はしなくていい。身体に無理のかからない範囲でやってくれればいいから。」
「…………でも…」
「躊躇するのは、当たり前だと思う。でも、俺は本当に家政婦を探したかったんだ。けど、ビジネスとして契約するとなると、なかなか高くて手が出ない。通いでも夜は割増料金つくし、仕事が遅くなることとか考えると、俺の月収の殆どがそっちにかかる計算になって、現実的じゃない。だから、ぶっちゃけ、言い方悪いけど、相場より安くで雇えるコを探してるんだ。その代わり、プロに求めるような高度な事はしなくていい。身体に無理のかからない範囲でやってくれればいいから。」