この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
パズル
第22章 ハウス・シェアリング
次の週末の土曜日、清美ちゃんを車で迎えに行く。
彼女のホストファミリーはとても優しそうな人たちで。お父さんは俺の会社の取引先の部長さんだった。
俺は直接面識はなかったが、俺の上司の課長の事は知ってる人だった。
そんな経緯もあり、怪しまれる事なく清美ちゃんの引越しはつつがなく終わった。
本人が言った通り、大きめのキャリーバッグにトートを1個乗せて、もうひとつトートを肩に掛け、貴重品だろうか、ポシェットを斜め掛けにしただけで、旅行帰りのような出で立ちだった。
晃一は元々人見知りしないタチだから、特に心配はしてなかったけど、清美ちゃんのことも、早速『きぉみちゃん』とか『きぉちゃん』と呼んで付いて回った。
保育園には、彼女を偶に迎えに来ていた伯母の娘で、俺の従姉妹だということにし、離れて住んでいたのが帰ってきたのでこれからメインの迎えになる、と説明した。
晃一自身が清美ちゃんに懐いているので問題もなかった。
彼女のホストファミリーはとても優しそうな人たちで。お父さんは俺の会社の取引先の部長さんだった。
俺は直接面識はなかったが、俺の上司の課長の事は知ってる人だった。
そんな経緯もあり、怪しまれる事なく清美ちゃんの引越しはつつがなく終わった。
本人が言った通り、大きめのキャリーバッグにトートを1個乗せて、もうひとつトートを肩に掛け、貴重品だろうか、ポシェットを斜め掛けにしただけで、旅行帰りのような出で立ちだった。
晃一は元々人見知りしないタチだから、特に心配はしてなかったけど、清美ちゃんのことも、早速『きぉみちゃん』とか『きぉちゃん』と呼んで付いて回った。
保育園には、彼女を偶に迎えに来ていた伯母の娘で、俺の従姉妹だということにし、離れて住んでいたのが帰ってきたのでこれからメインの迎えになる、と説明した。
晃一自身が清美ちゃんに懐いているので問題もなかった。