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パズル
第7章 親友
その後、卒業するまで、なにかとチカラになってくれたのは深谷だった。

もう卒業単位は取ってたから、代返だのノートの貸し借りだのはなかったけど、卒論についてお互い相談しあったり、何より今の俺の境遇を馬鹿にせず、逃げずに偉い、と認めてくれる友達が1人でも居ることに随分救われた。

今まで、人に何を言われても聞き流すタチだったし、人の評価に自分の価値観が左右されることもなかった。
誰が何と言おうと、コレは俺が決めた事で、俺は俺だ、言いたい奴には言わせとけ、って思えていたのに。

松木たちの無責任なヤジに少なからず傷ついている自分にも驚いたし、深谷の間違ってない、という言葉ひとつでこんなにも心強くなれることにも驚いた。

ヒトは、弱いし、揺れるモノなんだ。
いつか、誰かを支えられるような人間なりたい。
そう思った。

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