この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
パズル
第8章 母親学級
昔、なんかで聞いたことがある。
母は強し。
女は、子供を産んで、守るものができると強くなる。
脳内のホルモンバランスが変化して、文字通り強くなる、らしい。

対して男は。
守るものができると、弱くなる。
それまで戦闘に向けていた能力を防御に使うようになるから、なんだそうだ。

女は、アーマークラスがアップすんのに、男はそのままのスペックで守備範囲が増えるなんて。
そんなん不公平だ。
なんで、男にはパワーアップポイントがないんだよ。
と、ひどく理不尽に感じたのを、覚えている。

時間は少し遡って、卒業を控えた、ある日。

俺は瞳に付き添って、病院の、母親学級なるものに参加した。

父親学級と、母親学級があるらしく、でも、父親学級の開催日に、予定が合わず、母親学級に父親も参加できると聞き、やってきたのだ。

病院の中の会議室みたいなとこにつくと。

演台の上に、骨盤の模型と白い巾着袋がおかれていた。
給食袋が、パンパンに、膨らんだようなそれと、よく理科室とかにある骨格模型の一部と思われる、骨盤の模型がやけに不釣り合いで。
最初見たときそれが何なのか、よくわからなかった。


/227ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ