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パズル
第8章 母親学級
他の参加者は、夫婦だったり、妊婦さん一人だったり。
まぁ、当たり前と言えば当たり前だけど、皆一様に、お腹が大きい。

そして、それに付き添う旦那さんらしき男は、明らかに俺より歳上ばっかりだった。
中には仕事を抜けてきたのか、スーツ姿の人も居た。そりゃそうか。

講師と思しき助産師さんが出てきて、簡単な挨拶が終わり、講義が始まる。

陣痛の間隔と、その時の子宮の状態、中の赤ん坊がどうやって出てくるか、など。巾着の口を少しずつ緩めながら、中のものが見えてくる。
演台に置かれた給食袋の中身は、赤ん坊のぬいぐるみだった。そこでようやくわかった。
あ、アレ子宮なのか。それで骨盤があるんだ。なんでそんな給食袋みたいなん使うんだよ。わかりにくいわ。

助産師さんの話によると、赤ん坊がでてくるとき、母体の骨盤は開く、ということだった。
無意識に腰骨の辺りをさわる。
当たり前だけど、どう頑張っても開く気がしない。
そこが、開く。
すげぇな、女のカラダって。
だいたい、開口部が10㎝も開くってのも驚きだし、赤ん坊って幅10㎝以上あるよな、どう考えても。

指でおおよそ10㎝くらいの長さを測り、うん、絶対コレよりデカイ、と確信する。
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