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パズル
第9章 運命の日
腰が抜けるほど、安心した。
助産師さんが、1人で出てきて、
「元気な男の子ですよ!」
と告げてまた入っていく。
瞳と赤ん坊が病室にうつるのはまだ先だと言うので、俺はとりあえず、会社に向かうことにした。
とりあえず、生まれるまでは病院にいられて、良かった。
電車で会社に向かう途中も興奮していた。
名前、何にしよう。
いろいろ考えて、結局決めてなかったんだっけ。
でも、お父さんが瞳と名付けた時みたいに、顔を見てから決めたい、とも思った。
途中、何回も携帯が震える。
携帯を出して見ると、瞳からLine。
瞳から⁉︎と思ったら、お父さんが打っているらしく、
『2985g』
『五体満足』
『母子共に健康』
というメッセージ。電車で電話に出られないのがわかってるから、お父さんが、早く伝えたくて、普段Lineなんかしてないのに、瞳の携帯から打ってくれてるんだ、と思うと、とても嬉しくなった。
研修は無事初日を終え、俺はすぐに病院に帰った。
助産師さんが、1人で出てきて、
「元気な男の子ですよ!」
と告げてまた入っていく。
瞳と赤ん坊が病室にうつるのはまだ先だと言うので、俺はとりあえず、会社に向かうことにした。
とりあえず、生まれるまでは病院にいられて、良かった。
電車で会社に向かう途中も興奮していた。
名前、何にしよう。
いろいろ考えて、結局決めてなかったんだっけ。
でも、お父さんが瞳と名付けた時みたいに、顔を見てから決めたい、とも思った。
途中、何回も携帯が震える。
携帯を出して見ると、瞳からLine。
瞳から⁉︎と思ったら、お父さんが打っているらしく、
『2985g』
『五体満足』
『母子共に健康』
というメッセージ。電車で電話に出られないのがわかってるから、お父さんが、早く伝えたくて、普段Lineなんかしてないのに、瞳の携帯から打ってくれてるんだ、と思うと、とても嬉しくなった。
研修は無事初日を終え、俺はすぐに病院に帰った。