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パズル
第12章 忘れ得ぬ記念日
季節は巡り、夏。

仕事にもある程度慣れ、晃一も大きくなった。不完全ながらある程度意味のある言葉も発するようになってきたし、歩く姿も危なげなく見ていられるようになった。小さな靴でトコトコと歩く様子は、ついこの間までコロコロ転がっていたことを思えば、頼もしくさえある。ただすぐに甘えて「あっこ」(抱っこ)と振り返って両手を広げてくるけど。

俺と瞳は、2回目の結婚記念日を迎えた。

去年は引越しだのなんだのでうやむやになっていたが、今年は、日曜日だったから、お父さんとお母さんに晃一を1日見てもらって、夫婦の時間を貰っていた。

事前に決めていたのは、午前中に映画を見ることと、夜の食事だけだけど。子連れじゃあなかなか映画も観れないし、ゆっくり食事も出来ない。

俺は、公開されたばかりのアクションものの洋画がいいなぁ、と思ってたんだけど、瞳は日本のアニメがいいと言った。珍しい、と思ったけど、親子をモチーフにしたヤツで、瞳が観たいならそれでいいか、とそれを観て、途中感動して2人でボロボロ泣いた。

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