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パズル
第12章 忘れ得ぬ記念日
映画館を出て、昼メシ何食う?と聞いたら、瞳は、
「…ラーメン」
と言った。
「ラーメンでいいの?」
「順一はお昼とかも行けるんだろうけど、晃一連れてたら麺類なんか食べれないもん…」
確かに瞳の会社は近くにランチ行けるとことかなくて、あと、女性は中で電話番もしながら食べるのが慣例らしく。朝自分で弁当を詰めて持って行ってる。
最初は俺の分も作ってくれてたけど、事務所内でなら兎も角、出先で弁当ってなかなか食べづらい。
駐車場の車の中とかになる。暖かくなってからは車の中に長時間置いとくのも心配だったから、予定によって食べれそうな時だけお願いしていた。
「じゃ、ラーメン行くか!」
と、結婚前2人でよく行ったラーメン屋に久々に行った。
やっぱり美味かった。
時間は午後1時半…
この後の予定は夜19時にイタリアンレストランの予約を入れてるだけで。時間がポッカリと空いてしまった。
「瞳、あとどっか行きたいトコある?」
「別に…」
「見たいモンとか。子供連れて行きにくい雑貨屋とか行く…?」
「ん〜…今特にコレってのがないなぁ…」
俺は、かねてから頭を離れなかった提案をした。
「…ラーメン」
と言った。
「ラーメンでいいの?」
「順一はお昼とかも行けるんだろうけど、晃一連れてたら麺類なんか食べれないもん…」
確かに瞳の会社は近くにランチ行けるとことかなくて、あと、女性は中で電話番もしながら食べるのが慣例らしく。朝自分で弁当を詰めて持って行ってる。
最初は俺の分も作ってくれてたけど、事務所内でなら兎も角、出先で弁当ってなかなか食べづらい。
駐車場の車の中とかになる。暖かくなってからは車の中に長時間置いとくのも心配だったから、予定によって食べれそうな時だけお願いしていた。
「じゃ、ラーメン行くか!」
と、結婚前2人でよく行ったラーメン屋に久々に行った。
やっぱり美味かった。
時間は午後1時半…
この後の予定は夜19時にイタリアンレストランの予約を入れてるだけで。時間がポッカリと空いてしまった。
「瞳、あとどっか行きたいトコある?」
「別に…」
「見たいモンとか。子供連れて行きにくい雑貨屋とか行く…?」
「ん〜…今特にコレってのがないなぁ…」
俺は、かねてから頭を離れなかった提案をした。