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パズル
第12章 忘れ得ぬ記念日
「ちょ、瞳、あんまりしたら、イっちゃう!」

瞳が悪戯っぽく上目遣いで笑い、口を離した。
俺の分身は『もっと』とせがむようにピクンピクンと脈打つ。
立ち上がって自分の身体を洗い出したから、俺が洗ってやった。
泡を流して瞳を抱き寄せ、胸に顔を寄せて乳首を舌で突く。

「あン」

甘い声に期待が高まり、風呂から出て身体を拭き、ベッドになだれ込んだ。

キスを繰り返し、瞳の脚の間に右手をのばす。茂みを掻き分け、敏感な部分を指で弄るとくちゅ、と湿った音がした。

一瞬母親学級の衝撃映像が頭をよぎって、ココから晃一が出てきたんだよな、と思うと冷めかけたけど、分身は萎むことなく、早くナカに行きたいと俺を急かす。
コレも一種の胎内回帰ってやつなんだろうか?
…いや、違うか。ただのスケベ心だ…
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