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第2章 いつから、愛してた？

でも、その後、瑠生はまたあの組織の生き残りに拉致されて、ニューヨークに連れて行かれてしまった。

瑠生を助けるために、俺はニューヨークに向かった。

瑠生の彼氏のヒロも、何かを感じ取ったのか、一緒に行くと言ってきた。


その時、俺は誓った。


瑠生を、ヒロに返そう、と。

俺は、日本には戻らない。瑠生を助けたら、離れよう…と。


組織を壊滅させたのは俺で、生き残りが復讐のために瑠生を使って俺をおびき出した。俺のせいで、瑠生がさらわれたんだ。瑠生のそばにいる資格なんか、ない。


そう思って、瑠生を助けることに専念した。



だが、瑠生は俺のせいで、組織のボスに拷問を受けてしまった。


背中を鞭で何度も叩かれて、皮は剥けて化膿していた。

でも、瑠生は俺を責めない。

それどころか…！