この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ディスタンス
第3章 スイートルーム
もう、こいつの答えを当てにしない。


俺はグラスをローテーブルに置いて、瑠生のバスローブを一気に脱がせて、上半身はだけさせた。瑠生は驚きながら、

「ち、ちょっと!なにすんのよ!ドスケベ!エロボス!シャンパン〜!ドンペリだよ、ドンペリ!全部飲ませろ〜!」

と暴れている。

まったく…!

瑠生を向こうむきにさせて、背中の傷を見てみた。


拷問された鞭の傷跡が、小麦色の背中に交差に縫われている。まだ、痛々しい。本当は、今でもきっと痛いはずだ。


これが、瑠生が俺を守るために受けた拷問。


俺が、人生で最大の汚点となった、瑠生の拷問。


負い目なんて感じないで、なんて言われても、それは受け入れられない。


言葉を失って、俺は動けないでいると、瑠生は少しだけ顔をこっちに向けて俺を見た。

/141ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ