この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ディスタンス
第3章 スイートルーム

もう、こいつの答えを当てにしない。
俺はグラスをローテーブルに置いて、瑠生のバスローブを一気に脱がせて、上半身はだけさせた。瑠生は驚きながら、
「ち、ちょっと!なにすんのよ!ドスケベ!エロボス!シャンパン〜!ドンペリだよ、ドンペリ!全部飲ませろ〜!」
と暴れている。
まったく…!
瑠生を向こうむきにさせて、背中の傷を見てみた。
拷問された鞭の傷跡が、小麦色の背中に交差に縫われている。まだ、痛々しい。本当は、今でもきっと痛いはずだ。
これが、瑠生が俺を守るために受けた拷問。
俺が、人生で最大の汚点となった、瑠生の拷問。
負い目なんて感じないで、なんて言われても、それは受け入れられない。
言葉を失って、俺は動けないでいると、瑠生は少しだけ顔をこっちに向けて俺を見た。
俺はグラスをローテーブルに置いて、瑠生のバスローブを一気に脱がせて、上半身はだけさせた。瑠生は驚きながら、
「ち、ちょっと!なにすんのよ!ドスケベ!エロボス!シャンパン〜!ドンペリだよ、ドンペリ!全部飲ませろ〜!」
と暴れている。
まったく…!
瑠生を向こうむきにさせて、背中の傷を見てみた。
拷問された鞭の傷跡が、小麦色の背中に交差に縫われている。まだ、痛々しい。本当は、今でもきっと痛いはずだ。
これが、瑠生が俺を守るために受けた拷問。
俺が、人生で最大の汚点となった、瑠生の拷問。
負い目なんて感じないで、なんて言われても、それは受け入れられない。
言葉を失って、俺は動けないでいると、瑠生は少しだけ顔をこっちに向けて俺を見た。

