この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
山田雪江のフロント日記
第3章 昼間のラブホ
「で・・まさか、やってるんですかね」
恐る恐る聞き返すと・・
「何してんのかしらね。お茶でも飲んでたりして。
コーヒーとかティーパックとかタダだからね。持ち込みもできるし」
雪江さんは再び枝豆の皮を皿に投げた。
「中年の常連客だって結構いるのよ。
こんにちは、とか、今日もきれいだね、とか言っちゃって。なんなのよ?あれ」
「へぇ~雪江さん愛想がいいからじゃないですか?」
「そうかしら。常連のデリヘルもね、こんにちはとか言っちゃって!
出ていく時なんか、この部屋有線聞けなかったわよとか
リモコンの電池キレてるみたいよとか教えてくれちゃうんだから」
どう思う?という口癖を言いながら肩を上下させて笑う雪江さん。
そのホテルは対面式のフロントなんだって。
私が若かりし頃は・・
手だけ出てくる、みたいな状態でした、よね?(と同意を求める)
恐る恐る聞き返すと・・
「何してんのかしらね。お茶でも飲んでたりして。
コーヒーとかティーパックとかタダだからね。持ち込みもできるし」
雪江さんは再び枝豆の皮を皿に投げた。
「中年の常連客だって結構いるのよ。
こんにちは、とか、今日もきれいだね、とか言っちゃって。なんなのよ?あれ」
「へぇ~雪江さん愛想がいいからじゃないですか?」
「そうかしら。常連のデリヘルもね、こんにちはとか言っちゃって!
出ていく時なんか、この部屋有線聞けなかったわよとか
リモコンの電池キレてるみたいよとか教えてくれちゃうんだから」
どう思う?という口癖を言いながら肩を上下させて笑う雪江さん。
そのホテルは対面式のフロントなんだって。
私が若かりし頃は・・
手だけ出てくる、みたいな状態でした、よね?(と同意を求める)