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君のKISSに夢☆CHU
第12章 俺様系の兄
「いただきますっ。」
「おう!全部食えよ。」
モグモグ…。
この前のパスタも美味しかったけど、今日のも美味しい。
「美味しい。」
私が言うと
「そりゃー、俺が作ったんだから、旨くて当たり前だ。」
輝愛がニコニコしながら、頷いた。
「てるちかー。私達にはパスタ作ってー!」
奥のテーブル席にいたお客さん達が注文をする。
「おう!わかった。何がいい?」
「ナポリタンがいい!」
「わかった!ちょっと待ってて。作ったら、持っていくよ!」
「はーい!!」
お客さん達との会話を終えると、私に輝愛が声を掛ける。
「パスタ終わったら、カクテル作ってやるから、それまでにそれ、飲んでおけよ!」
パスタを作りに輝愛はまた、キッチンに入って行った。