この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
獣欲の檻
第8章 リナのそれから
高校入学から2ヶ月が過ぎ、6月の半ば。
梅雨に入っていて、毎日が雨だった。
バス停や駅も近くに無い高校は、田んぼの中にポツンと立っている為、全員が自転車登校になっている。
傘さし運転禁止
そうは言っても、カッパを着る学生なんていないし、リナも駅からは自転車で傘さし運転で行く。
『あの高校に行く位なら、高校なんて行かない方がまし』
そう言われる高校だ。
離れてたっていておかしくないし、多少の交通ルール無視も、警察も咎めないくらい。
不良にとっては箔がつくし、そういう人達からは人気の高校ではある。
梅雨に入っていて、毎日が雨だった。
バス停や駅も近くに無い高校は、田んぼの中にポツンと立っている為、全員が自転車登校になっている。
傘さし運転禁止
そうは言っても、カッパを着る学生なんていないし、リナも駅からは自転車で傘さし運転で行く。
『あの高校に行く位なら、高校なんて行かない方がまし』
そう言われる高校だ。
離れてたっていておかしくないし、多少の交通ルール無視も、警察も咎めないくらい。
不良にとっては箔がつくし、そういう人達からは人気の高校ではある。