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第8章 リナのそれから

リナ自身、そんな風習がある高校だなんて知らないし、リナが入学してからまだ起こっていなかったのだ。


中学のリナは真面目だったし、周りとの距離も
た為、そういう情報には疎い。
ましてや、県外の高校だったので、情報がそこまで回っても来なかったのだ。


幹部部屋と言われる派閥ごとに決まった空き教室に担ぎ込まれたリナは、手足を押さえられて床に転がった。


ホテルのトイレで母親の男に陵辱されてから、一度もなかった性行為と、久しぶりの暴力にリナは震えていた。


抵抗を繰り返した為、そこに連れて来られる前に殴られて、口や頬を切っていたし、赤く腫れ上がっていた。



「醜いなぁ、もう少しいいのいなかったのかよ。」



そう笑う幹部らに、同級生は必死でフォローをする。



「殴る前はそこそこ見れる顔だったんですよ？それに、スタイルは申し分無いデスし！！」


「確かに巨乳ではあるな？」



リナのブラのサイズを見てそう笑っていた。