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獣欲の檻
第2章 母の男
母は近所の人に、アレルギーが出て外に出られないとココの事を話し、身体が弱いとルルミの事を話していた。
久しぶりに見る2人に特に変わった様子もないと安心する大人達だが、全てリナが2人を守っていたからに過ぎない事実を知る事は無かった。
アパートの下には車があり、運転席にあの男が乗っていた。3人を後ろに乗せ、助手席に乗った母。
「3人の服を買いに行くわよ?」
そう言って着いたのは高級ブランド店。男を待たせ、4人で車を降りて中に入った。
あれもこれもと着せ替える母に、何時の間にか心を許していた。昔に戻った様に笑う母に安心し切っていたのだ。
「このままで、来て来た服は全部捨ててください。」
久しぶりに見る2人に特に変わった様子もないと安心する大人達だが、全てリナが2人を守っていたからに過ぎない事実を知る事は無かった。
アパートの下には車があり、運転席にあの男が乗っていた。3人を後ろに乗せ、助手席に乗った母。
「3人の服を買いに行くわよ?」
そう言って着いたのは高級ブランド店。男を待たせ、4人で車を降りて中に入った。
あれもこれもと着せ替える母に、何時の間にか心を許していた。昔に戻った様に笑う母に安心し切っていたのだ。
「このままで、来て来た服は全部捨ててください。」