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獣欲の檻
第3章 子供の値段
一歩中に入ると、そこには数人の黒スーツの男と、ソファに座る1人の年配の男がいた。
「ほう、これはこれは…。」
年配の男が3人を見ていったのだ。
彼は人身売買を行うブローカーだ。日本人の子供は童児マニアには極めて人気で、特に5歳~10歳は高値がつく。
更にハーフは美形が多いためよりいい商品になるのだ。
「1023です。」
「ルルミ…。」
そう言って母は、年配の男の前に立たせると、不安そうにしていた。男に腕を掴まれてるリナは、悔しさに唇をかんだ。