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獣欲の檻
第4章 売買交渉
「金はいらない…そういう事だな?」
ビクンとリナは身を縮め、縦に首を振る。その男は、リナの頬から胸へと手を滑らせ、鷲掴んだ。
しこりの残る胸に痛みが走るものの、一瞬顔を歪める程度で堪えた。
「3人分それに使うと?」
「妹2人もここから逃がして!!」
「姉妹愛か…。リナ、お前は私のものになるか?それならば、あの二人を悪いようにはしない。どうだ?」
悪いようにはしない。その言葉にかけるしかないリナは、また頷いた。祖父と孫と言って良いくらいの年の差で『愛人契約』を結んだのだ。
しかも、会って1時間もしない間に。
ビクンとリナは身を縮め、縦に首を振る。その男は、リナの頬から胸へと手を滑らせ、鷲掴んだ。
しこりの残る胸に痛みが走るものの、一瞬顔を歪める程度で堪えた。
「3人分それに使うと?」
「妹2人もここから逃がして!!」
「姉妹愛か…。リナ、お前は私のものになるか?それならば、あの二人を悪いようにはしない。どうだ?」
悪いようにはしない。その言葉にかけるしかないリナは、また頷いた。祖父と孫と言って良いくらいの年の差で『愛人契約』を結んだのだ。
しかも、会って1時間もしない間に。