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獣欲の檻
第4章 売買交渉
母と男が待つ部屋に年配の男が戻ると、30万の上に札束を10束放り投げ、ソファーにゆっくりと座り直した。
「なかなか…威勢のいい娘だ。」
「お姉ちゃんになにしたの!!いじめないで!!」
ひくひくと泣いていたココは、年配の男に怒鳴りつける。あの男と、年配の男は同類だとココは悟ったのだ。
「ははっ、ここにも威勢の良いのがいたか。」
笑っている年配の男の前に並ぶ大金を、黒スーツの男はワゴンに移し、母と男の前に持って行き確認をさせた。
「お姉ちゃんを返せ!!」
その間も、ココは必死にリナの安否を気にして騒いでいた。
「なかなか…威勢のいい娘だ。」
「お姉ちゃんになにしたの!!いじめないで!!」
ひくひくと泣いていたココは、年配の男に怒鳴りつける。あの男と、年配の男は同類だとココは悟ったのだ。
「ははっ、ここにも威勢の良いのがいたか。」
笑っている年配の男の前に並ぶ大金を、黒スーツの男はワゴンに移し、母と男の前に持って行き確認をさせた。
「お姉ちゃんを返せ!!」
その間も、ココは必死にリナの安否を気にして騒いでいた。