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獣欲の檻
第4章 売買交渉
自分達を買ったその金で、親を殺して欲しいとまで言わせた少女の心境に納得する。
母も男も、娘がそんな頼みを…契約をしたなんて思ってもないで、必死に金を数えて…馬鹿な大人だと、嘲笑っていた。
程なくして、数え切った金を用意された空のアタッシュケースに入れ、出て行く2人。
「ココ、ルルミ、良い子にするのよ?リナにも言っておいてね。」
笑って出て行く母と男を睨みつけながら、不安と恐怖に震えるルルミを小さいながらも、姉として抱きしめて支えていた。
「服を着せろ。それから連れてこい。」
男はそう言って、リナのいる部屋に入っていった。
服を返されたココは自分で着るが、ルルミは1人で着替えができない。
母も男も、娘がそんな頼みを…契約をしたなんて思ってもないで、必死に金を数えて…馬鹿な大人だと、嘲笑っていた。
程なくして、数え切った金を用意された空のアタッシュケースに入れ、出て行く2人。
「ココ、ルルミ、良い子にするのよ?リナにも言っておいてね。」
笑って出て行く母と男を睨みつけながら、不安と恐怖に震えるルルミを小さいながらも、姉として抱きしめて支えていた。
「服を着せろ。それから連れてこい。」
男はそう言って、リナのいる部屋に入っていった。
服を返されたココは自分で着るが、ルルミは1人で着替えができない。