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第5章 スタート

話が終わると、すぐに地下のココとルルミのいる部屋へと戻された。


鉄格子に手錠をはめられ、出て行く前と同じ状態。



「大丈夫だった？！」


「平気。そんなに心配しないで！！」



リナは笑ってココとルルミの頭を撫でた。こうしてここでの生活が始まった。

ココとルルミは押入れ生活とさほど大差ない生活で、なにが違うかと言うと、3度の食事が与えられるようになった事くらいだ。


リナは旦那様の養女『十条リナ』となって、学校に通っていた。